芹工務店営業田中のブログです。日々思うこと・感じたこと・趣味のことなどを書かせてもらいます。
今日は興味深い2つのニュースについて・・・
一つ目は
「福島野菜ふんだん料理 京都府と滋賀県の職員食堂」
二つ目は
「米や牛乳は100%地元産 松本市の給食は内部被ばくゼロ」
というニュースです。
ともに長野県と京都府、滋賀県という近い地域ですが
その内容は両極端ですね。
京都府・滋賀のニュースは風評被害に苦しむ福島県の農家を
支援しようとした取り組み。
松本市の取り組みは児童の安全を考え他県の野菜の使用に
制限をもうけるというものです。
この長野県松本市の市長である菅谷さんは
実はチェルノブイリ事故で医療支援に携わった経験をお持ちなのです。
最近になってよく聞きますがこの菅谷市長も
「内部被ばく量はここまでなら大丈夫という科学的データはない」
と内部被ばくの恐ろしさにつて警鐘を鳴らし続けています。
また、生産者は本当に気の毒であるが、特に子供や妊産婦は
放射性物質が検出された野菜や牛乳の摂取を控えるように強く促しています。
チェルノブイリで悲惨な光景を目の当たりにした方だからこその
今回の生徒と保護者にとっておの安心と安全を最優先という方針なのでしょうね。
うちの長男は小学生なので学校給食を毎日とっています。
足柄の茶葉が出荷停止になっている事を考えると
我々の地域での地産地消も正直不安でなりません。
よく有名人や議員が野菜を丸かじりして
「うん、美味しい」というアピールをする姿を
テレビなどで見かける機会が多くなりましたが
我々が知りたいのは、被災地の野菜の味覚ではなく安全性のはず。
もともと無色無味無臭な放射能なので
野菜の味は変わらないはずですよね。
しっかりとした検査のもと
安全性をアピールしてもらいたいと強く思います。
そうした物なら僕もすすんで消費していきたいと思います。