芹工務店営業田中のブログです。日々思うこと・感じたこと・趣味のことなどを書かせてもらいます。
こんにちは、田中です。
皆さんは先月の量的緩和政策解除のニュースを
聞いて、どのように感じましたか?
金利の上昇を決定付けるこのニュースに
慌てている方も多々いらっしゃるのではないかと思います。
そこで、今日は住宅ローンについて書かさせてもらいますね。
何年か前までは5~7割の方が3年から5年の固定住宅ローンを
選ばれていました。
しかし現在は短期の固定金利選択型の住宅ローンを選ばれる方は
かなり少ないのが実状です。
平成16年の金融公庫の行ったアンケート結果だと思うのですが
住宅ローンを検討中の方へはどの住宅ローン商品を選びたいか?
実際に申込みを行った方に対しては、どの金利を選んだか?
を調査したものがありました。
検討中の方は50%以上の方が長期固定金利型を希望されていました。
しかし、実際に申込みを行った方たちの90%以上の方が
変動金利型と固定金利選択型を選んだという結果になっていました。
何故でしょうか??
全てではありませんが一部の住宅会社では当初の金利の安い商品、
また審査の通りやすい金融機関をお客様に紹介し、
金利変動を無視した安易な資金計画書をお客様に提出している時代があったのです。
何故そんな事が出来たのかというと、それはこの約10年間が
異常ともとれる政策”量的緩和政策”によって
もたらされた低金利時代だったからでしょう。
当時は、安易に短期間の固定金利商品や変動金利商品を選んで
固定優遇期間が終了しても、更に低金利であったからです。
ですから、その住宅ローンを紹介した住宅会社も
それほど悪意はなかったと思いますし、
お客様もそれに対し、何の不満も疑問も感じなかったのでしょう。
しかし、金利上昇が確実となった現在ではそういう訳にはいきません。
これかの時代は住宅ローンの選択を誤ると
変動後、返済額の上昇で生活のレベルを
ドンドン下げなくてはならない可能性があるのです。
例えば毎年2回必ず行っていたディズニーランドが
3年に1回になってしまったり
子供がかわいそうですよね。
考えると怖いですが、それぐらい人生を左右します。
住宅ローンの事故率(お客様の破綻率)ってとても低いのですが、
後になってこんなはずではなかったって後悔しても住宅ローンは
払い続けなければならないんです。
せっかく夢のマイホームを手に入れるんだから、
住んでからもずっと笑顔で暮らせるようにしたいですよね。
どうか皆さん、住宅ローンを一緒十分に考えましょう。
住宅ローンを組むと言う事は、とてもリスクの高い
金融商品を契約する事だと気付いてください。
それでは、今夜はこの辺で。
つづきは後日またこのブログに書きます。
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