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芹工務店営業田中のブログです。日々思うこと・感じたこと・趣味のことなどを書かせてもらいます。
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今日は住宅ローンの事を書きます。
テーマは総支払額についてです。
総支払い額というのは簡単にいうとローンの申込みから
始まって最終支払いまでにその金融機関に払う全ての合計金額です。

内容としては

・融資手数料
・保証料
・元金
・利息

これらの合計金額です。

実は、同じ金額を借りたとしてもある条件によって総支払い額は
大きく変わってきます。

それは返済期間です。

分かりやすいように実際の例をあげてみます。

借入額:2,000万円
返済方法:元利金等法
ローン商品:10年固定 当初金利:2.0%(変動後は3.5%で試算)
融資手数料:52,500円

返済期間25年の場合>>27,176,026円

返済期間30年の場合>>29,262,904円

返済期間35年の場合>>31,478,271円

以上のように同じ2,000万円を借りたとしても、その返済期間によって
こんなにも大きく差が出てくるのです。

この結果から、「なんだ住宅ローンは少しでも短く組むべきだな」と
思われるかもしれませんが、一概にそうとも言えません。

長い付き合いとなる住宅ローンです。
返済期間25年と35年を比較してみると総額で400万円以上の差があります。
この差はもちろん月々の支払いにも影響し
35年では月々66,252円に対して25年は月々84,770円と約2万円の差があります。
これは当初優遇期間の支払い額ですから、変動するとさらにその差は大きなものなる
可能性は十分あります。

ローンはリスクを考えることが一番重要です。

むやみに長い期間のローンを組むことはありませんし、無理して短くすることも
ありません。将来の家族の変化や出費が増えることを考慮し
少しでもリスクの少ない返済方法およびローン商品を選ぶことをオススメします。


補足ですが、少し余裕を持った期間でローンを当初組んでおいて繰上げ返済によって
返済期間を縮小していくという上手な返済方法もあります。
次回はこの繰上げ返済について書いてみたいと思います。

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