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芹工務店営業田中のブログです。日々思うこと・感じたこと・趣味のことなどを書かせてもらいます。
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前回のブログのつづきです。

前回のブログでは同じ繰上げ返済であっても
「期間短縮型」と「返済額軽減型」があり、利息の削減効果
総支払い額にはこんなに差が出るんですよ。という事を書きました。

最近、比較ばかりの記事が多いですが住宅ローンにはいろいろな
選択肢がありますので、これらの比較が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

という事で今回は同じ額を繰り上げ返済する際に、タイミングによりどれくらい
の差がでるのかみてみましょう。

ベースとなる住宅ローンの条件は前回と同じく以下の通りとします。

借入額:3000万円
借入れ期間:35年
月々の支払い:118,829円
利率3.2% 全期間固定

■それでは同じ100万円を繰り上げ返済するとして、5年目、10年目、15年目では
どのような差がでるか試算してみます。(今回は期間短縮型で試算)

■5年目の場合
・返済期間:35年⇒33年3ヶ月(-1年9ヶ月)
・総支払額:約148万7千円を減額

■10年目の場合
・返済期間:35年⇒33年6ヶ月(-1年6ヶ月)
・総支払額:約112万9千円を減額

■15年目の場合
・返済期間:35年⇒33年8ヶ月(-1年4ヶ月)
・総支払額:約85万2千円を減額

ご覧のように早めの繰上げ返済が効果的なのが一目瞭然ですね。

一つアドバイスですが、繰上げ返済を少しでも視野に入れられているのであれば
住宅ローンの返済開始と同時、もしくは返済開始前に繰り上げ返済の計画を
無理のないプランで立てておくことです。

ここでポイントなのが、「それじゃあ、ウチは○年後に100万円!!」と決める
のではなく優先するのはまず時期にした方が良いかと思われます。
そして家計を考慮し、5年目だったら○○万円といった具合に
額よりも時期を優先して、家計余裕度をみながら決めるのが良策だと思います。





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今日は、あるお客様の繰上げ返済のシュミレーションを試算しました。

という事で繰り上げ返済について。

繰り上げ返済には二つのパターンがあるのをご存知ですか?

一つは返済額軽減型。これは繰り上げ返済を行うことで
原則として返済期間は変えずに毎月の返済額を減らす方法です。

二つめは期間短縮型と呼ばれるもので、繰上げ返済をすることに
よって当初の借入れ期間を減らすものである。月々の返済は変わりません。

実際にシュミレーションの結果です。

借入額:3000万円
借入れ期間:35年
月々の支払い:118,829円
利率3.2% 全期間固定
繰り上げ返済時期:10年後

繰り上げ返済額は10年間月々1万円の貯金をしたとして120万円とします。

返済額軽減型の場合
月々の返済
118,829円⇒113013円
総支払額
-519,873円

期間短縮型の場合
返済期間
35年⇒33年2ヶ月(-1年10ヶ月)
総支払額
-1,379,812円

ご覧のように利息軽減効果は圧倒的に期間短縮型の方が高いのが
お分かりいただけるのではないでしょうか?

それなら皆、期間短縮型を選ぶのかというと、実はそうでもありません。
今回は全期間固定のローンで試算してみましたが
5年固定や10年固定を選択した場合は、当初優遇期間が終わると
必ずと言っていいほど、月々の支払いは上昇します。

養育費の変化や、収入の変化によって返済額を少しでも軽くという方は
返済額軽減型を選ぶべきと言えます。

その時の家計、収入・支出の変化によって
慎重に判断することをお勧めします。

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